2004年07月23日

[PDA道] SONY CLIE NX73Vをゲッチュ

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SONY CLIE PEG-NX73V

Palm端末、SONYのCLIEをゲットした。
初めてのPalmで、ほとんど予備知識無しで挑戦した。まだ、なにも分かんない状態。

いままでPocketPCとZaurusユーザーだった身としての第一印象をば。

Palmというと必ず出てくる独特な手書きGraffitiは、やはり「慣れが必要」。いまさらに気付いたのが、PocketPCやザウルスでの手書きは、あくまで「文字入力」の代換であるのに対し、Palmのそれは、キーボード操作も兼ねている・・という事。
SPACEやBS、CAPS、SHIFTやCTRLなんかも、ささっと操作できちゃう。これにはちょっとカルチャーショック。

あと、意外にもシンプル機能だった事。CLIEとしても数世代前の機種だとしても、去年(2003年中頃)の製品。
なにか古さを感じてしまった。
(ダイアログとか)良くも悪くもMAC OS9を彷彿とさせるようなインターフェースっぽいし、「閉じる・終了ボタン」が無い・・(PocketPCも同じだが)ので精神的に、な〜んか気持ち悪い。
この辺りの操作感覚は、パソコンとは違うものなんだ・・という意識で使っていかないとダメっぽい。(いま思えばリナザウは、パソコンまんまだったんだな・・と)
だから、慣れてしまえば、(余計な操作無くダイレクトに)すぐ情報までたどり着ける形がこれなんだな・・と、いまさらながらに、再度認識。

Palm OS 5.0.0でintel ARM系の200Mhz、この前まで使っていたリナザウSL-C750に比べ約半分のCPUクロック数。もしかして遅せーのでは?と不安だったが、これがビックリ感激するほど、快適にクイックに動作してくれる。64MB搭載!とかの最新PocketPCでも起動アプリ数によって、どんどんもっさりしていくのに比べ、このCLIE・Palmは、実に爽快なのだ。これにもカルチャーショック。
(これなら、閉じるボタンなんていらない)

ハードウェアスペックは、今時のPocketPCに比べたらまったく貧弱だが、PDAとしてのラインはこの辺りがベストなのかもね。ただ、余裕が無いっぽいので、特殊な事(高レートなビデオや過激なゲーム)には厳しいはず。

NXならではの回転カメラ機能だが(あまりいじってない)。
カメラの性能は、SONYらしく、それなりにチューンされているらしい。同社ビデオっぽく、デジタル拡大やビデオエフェクトなども当然に付いてるし、31万画素ながら手抜きなく画質も思いの外良かった。
(少ない光量)暗いところでも十分に撮影できたし、これならメモクリップにも全然いける。
電源切り状態からのキャプチャーボタンによる起動も速い(撮影できるまでは1秒位)
カメラ部分は、意外にチープなプラスティック感な感触。

NXならではのキーボードは(ほとんど使ってない)。
案の定、押しにくい。よほどの事が無い限り使わないと思う。数字キーや記号、BSキーなどは独特な配置になってしまってるし、ボタンの堅さ、本体のホールド感もいまいちなので、残念ながらタイピングには向かない。
あえていえば、暗闇でも光るキーボード(オレンジ)や、1行十数文字程度のタイピングなら、落ち着いての入力は、それほど苦痛でもなかった。(それくらいなら、手書きメモの方がいいか)
スタイラス(ペン)は、伸縮タイプの鉄製。
伸縮なんて面倒だろう・・とか思ったが、短い時のサイズが丁度良く、ささっとメモるでも十分。(伸ばした時は逆に短すぎる気がするのだが)この機種もしかして、女性をターゲットにしてるのか?

最もカルチャーショックだったのが、添付されるソフトウェア群。
いままで使ってきたPDAとまったく比較にならないほど付いてくる。
パンフレットに大きく書かれていない所なのに、この力の入れようは凄すぎる。
ハードウェアスペックに傾倒しがちなユーザーと製品群の中に、CLIEのオリジナリティが見えます。
(リナザウなんかは、いきおいで詰め込んだ使いにくいソフトばかりだったので(PIMとしては)及第点だった)
しかしながら、マイクロソフト陣営のActiveSyncの操作感には敵わない気がした。(もうちょっと使ってみて。。だけど)

SONYの大きな足かせ?!である「メモリースティック」。
これさえなければ、もっと売り上げがあったんだろうけど・・・・ねぇ。(ベータの二の舞だ、SD採用したれSONY!)CLIEもその波及は当然あって、内蔵のアプリのほとんどは、メモリースティックしか利用できなくなってる。
オーディオプレーヤーは痛いぞぉ。なので、まだ試してない。
CFを使うと、背面がもっこりしてしなうので、常時持ち運びには向かない。やはりMS。
メモリースティックはどうしても高額。おなじCFに比べて倍以上する。ATRACに必須なMG利用可となるとさらに高い。なんとかしれくれSONY。

最後には、CLIEのデザイン性。持っていて気持ちが良い。これに尽きてしまいそう(をい、違うぞ)

まずは、スケジュール、ToDo、メモ、PicselViewer(EXCELとか見れる)から活用していこう。カメラによるメモクリップ、備忘録としてのマイク録音も使えればいい。

Posted by nabek at 2004年07月23日 09:29 | TrackBack
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